謝罪

岸政彦(立命館大)先生と、氏の周りにおられる方を怒りにまかせて罵っていました。そのことを恥ずかしいと感じます。

 岸政彦氏の、社会の外に立った見方、自分の関わる事に対する責任、立場の異なる人の理解、自分が知らない事についての態度について私は怒りを抱きました。しかし、それは彼だけではなく、私自身にもいえることです。私はかなり切れていたので彼の周りにいる社会学者・東京の出版人への怒りが拡張しました。

 岸政彦氏とつるんでいる学者の社会問題への関わり方を見て、帰納法で上間陽子も、とその時判断し、批判しました。根拠として、岸政彦の友人の前川真行と宇城輝人は故道場親成と共同で本を出しているが社会問題に対しては基本的に他人事である。*1上間陽子も堀家由妃代(佛大)と本を出しているが、どうか。実力のある学者ではない方ではないか?に賭けました。

 太田出版は露悪的なサブカルアングラ分野で有名でした。広告代理店の博報堂と組んでいる事、未成年の殺人事件に関わっている本がある。なので、白井聡のatプラス叢書『永続敗戦論』の編集者である柴山浩紀が関わった『裸足で逃げる』も露悪ではないかと判断し、罵りました。琉球新報にemailで「百田尚樹を作家デビューさせた太田出版の編集者が沖縄に来ます。太田出版社の社会的責任についてどう考えているか。聞いてください。それができるのは沖縄の新聞記者だけです」と送った。柴山浩紀が辣腕の編集者なら辺野古ゲート前に行くはず。原稿を取りに行く。ゲート前にいる人に電話してやるつもりだった。何を催促されても言うなと。それは藤原書店の社長ではないよ。藤原書店の「環」になろうとしている奴だけど違う、と。彼のinstagramを見ていた。国道を北上するかどうか。

  豊中市の木村市議の本棚にatplusおいてあった。

  

 大阪市大齊藤(岸)直子先生へ

  私が罵ったから、結婚差別の社会学をリサーチマップに載せないのですか?私は自分のしたことに対して悔いました。齊藤直子先生に沈黙を強いているからです。

 自分のしたことが、沖縄の未成年に生むのか中絶するのか決めろと迫る側でしかない事を理解しました。そうせざるを得ない立場の人に安全圏から、批評する。4月16日の琉球新報の岸政彦エッセーを「何これ!?」と言っている沖縄人が私のtwitterに流れていった。安全圏から書いているヤマトンチュ、それを批判するのも安全圏のヤマトンチュです。

 私が無自覚でした。齊藤直子先生も(岸政彦先生も)はてなid保持者です。しかし昔と異なりスマフォでインターネットは広がっていました。多くの人が見ることになります。鳥取ループのサイトに引用されているとは思いませんでした。

 憤りがあります。私の過去にしたことに対してです。私は粗暴な事をしてしまいました。これは私の性格からきたものです。

 ここに謝罪します。

 

 

*1:カウンターに参加していたが、在特会が路上に出てくる以前に週刊誌月刊誌TVでの嫌中韓の論調に対する批判はしていたのか?