「日本会議の研究」がK大の書籍部で売り上げ一位5/1-5/31

今手元に学士会会報があるのですけど、7大学書籍ランキングで、H大で一般書部門売上3位「日本会議とはなにか」上杉聰著 合同出版、

K大ルネで文庫・新書売上1位「日本会議の研究」菅野完id:noiehoie)著 扶桑社が入っていた。奈良の私の町の書店でも4刷で宮台真司推薦の帯付で「日本会議の研究」そして俵義文著「日本会議の全貌」と、売れ筋ランキング2位で、2冊同時に表紙を前に立てて置いてあった。

 私はid:noiehoie先生を同郷の人ですし応援している。タンブラー(tumblr)に書いたものが観測範囲に流れてきたときに、喜んで読んだ。最初、面白いなぁ読んでて楽しいと純粋に思った。

noiehoie on tumblr • サヨクって本当にダメだなぁと思った件。

 

私は去年、ADHDストラテラを手にいれるために、京田辺高校の向かいに建っている精神病院(一般的にメンクリ心療内科と呼ぶ開業医)に行った。その医院はとてもパラメディックさんが優秀で立地環境もよく、大先生は人相が良かった。

 病院のナースステーション兼受付のすぐ横に、幼児の背丈くらいの小さな本棚があって、モラロジー等戦後の自己啓発系新興宗教の冊子、各種スピリチュアル本が入っていた。パラメディックの趣味かと思った。難治性の患者にお引き取り願う時に宗教に誘導して向こうさんに相手にさせるというのか。 

 一年たって、あれは患者がおいて行ったものではないかと思うようになった。必要のなくなった神経症の患者がおいて行ったのだと。

 精神科が今よりずっと敷居が高い時代、神経症の患者は民間療法、新興宗教に頼るしかなかった。一定数、社会から疎外される人が出る。彼らに役割を与えて新しい人間として生まれ変わらせるシステムは、今も運用されている。

 ブタイユさんというtwitter名の方が過去に、一番その場所にあってはならない物があったとつぶやいていて、私と同じものを見たのではないかと思っている。