東京の社会階層上位のつながりが垣間見れる雑誌
安倍晋三首相動静をtwitterで@ichitawakeさんがupしてくれている。
それは新聞に載っているものと同じであるが、ネットで見るとアップトゥーデイトで臨場感があるし、非常に非常に保守的な、昔からお付き合いがある人脈やコネで動いている世界があるということを、知らしめてくれるものである。
「味の手帳」という広告雑誌がある。この雑誌の最初の記事は、ウシオ電機の牛尾治朗会長の対談である。一流レストランにゲストを呼んで、日本と日本の食文化の素晴らしさを語らいつつ、あの時あの場所にいた私の決断といった、回顧話が含まれる華麗なる交遊録である。2014年12月号に遠山敦子。1月号がキッコーマンの茂木友三郎、オリックスの宮内義彦の鼎談。
スープストックトウキョウという店の社長のエッセイもあった。この店の創業者はパスザバトンというセレブの人のお下がりのみを取り扱う古着屋も立ち上げている。ネットで調べると彼は三菱の社内ベンチャーでスープ屋を始めたそうだ。パスザバトンは丸の内の「三菱村」にあるが、ネットでもどういう人が出品しているが見ることができる。
彼の一族は日興証券創業者の祖父を中心としてwikiに載っていた。
(私が参照にしたのは12月号で、amazonに表紙が載っていないので古い号を貼る)
あと、味の手帳の中の広告で
「季刊財界人文芸誌 ほおづゑ」ー財界人の世界観・人間性やユーモアあふれるエッセイに触れてくださいー 定価600円 年4回発売 発売元=三好企画
というのがあった。資生堂名誉会長等が寄稿しているとamazonにてわかったがこれも割と保守を辞任する人たちで、昔からいいところの出(これをきっかけに調べて資生堂は世襲と知った)の人たちがあつまって同人誌(というものなのか)を作った感じがした。
一流の料理屋、それを3代目に至るまで享有できる階層がいることを、見せつけられる。