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にしなゆりさんに対する疑問

私はさるさる日記にあった「もさ子の女たるもの」という就職氷河期に父の縁故で大手ゼネコンに入社をし他の容姿の良い女の子(今ならさしずめキラキラ女子、パリピと呼ばれるであろう)ゼネコちゃん達から浮きながら、職場の男どもにブスハラ(女の容姿を弄ること)を受けながら、働いて生きる苦しみが綴られたブログの愛読者であった。 そのさるさる日記ブログサイトの一位はきっこの日記であった。2006年ごろである。 彼女はそのブログを本にして、私の町の本屋にも平積みで売られた。

  表紙の紙の質、絵柄も素晴らしいものであった。

その彼女がにしなゆりというペンネームで活躍をされている。私は毎日見ている。

 彼女は実母に言われる。「あなたの容姿が良くないから、私は百貨店で子供服を買う楽しみが得られなかった」。

 彼女は職場に不妊治療を内緒にしている。唯一打ち明けた同じく不妊治療中の男性社員が病院に行くために早退する、フロア社員全員に聞こえる声で「もさ子さん不妊治療がんばってね」と言って扉を閉め去っていく。

 彼女の仕事ぶりが評価された結果、職場の花形部門に人事異動が決まった。その報をひそかに嗅ぎつけたゼネ子ちゃんの一人が、「なぜあの子が花形部署に行くのか」と人事に抗議に行く。

 ゼネコンに採用されるためにはオジサマに好かれる容姿、お嬢様大学といった学歴が好まれ、そのコードに沿った派遣社員がやってくる。「エクスプローラーを開けて」と指示したら「インターネットエクスプローラ」を彼女は開ける。仕事ができるかは二の次で採用が決まる。

 30手前で「お褥滑り」であって、おばさんになる前にどこかへ行けという圧がひたすらかかる。結婚退職が望まれる。

 ブログ・本の中で印象に残ったエピソードをえげつない順に挙げた。それらの人生訓から得たものが「婚活指南本」「男のためのモテるための本」でタネになっているという理解を私はしている。でも小倉千加子の結婚戦略分析本の何匹目のドジョウ本でしかないと思う。

 小倉千加子の物まねは上野千鶴子もしているし、小倉千加子ブルデューの結婚戦略を引用しているし。全く面白くないのがとてももどかしいのである。もさ子が面白かっただけに。

上野の下記の本は出版社から企画をすすめられてやってるのだと、自分を納得させている。姥革をかぶるは中村うさぎからのネタですよね?中村の方が上回っていると思う。

結婚帝国 女の岐れ道

女ぎらい――ニッポンのミソジニー

にしなゆりさんのamebaブログで面白かったのは、朝日新聞投書欄の娘について書いた母親の分析。さすがもさ子さん…

もさ子さん是非こういう文章をもっと書いてくださらないかしら?

モテを他人に説いて救われたいのは宮台真司も「にしなゆり」も自分自身なの?

小倉千加子の縮小再生産、職場の性規範の縮小再生産を独身者に説くキャラになるの?

にしなゆりさんに対する批判ではなくて「もさ子」さん時代の文章を応援したいのよ。

ファンより。