岸政彦先生の生活史・ライフストーリー・ライフヒストリー概念
私は岸政彦先生の、「なんでもない人の語りを聞く」ことと、
「街の人生」で普通とは違う人(これは世間一般の言葉であって、実際は「みんなちがってみんなヘン」安渓(08)なのですが)
―男性から女性になった人、日系ゲイ、風俗嬢、路上生活者―
にハナシを聞きに行くこととどうつながっているのか、わからなかったです。
質的社会調査の方法 -- 他者の合理性の理解社会学 (有斐閣ストゥディア)「質的社会調査の方法ー他者の合理性の理解社会学」の
生活史、ライフヒストリー、ライフストーリー、オーラルヒストリー、その他なんでも、の定義はしていない。そもそも何が書いてあるのか不明瞭で私にはスッと腑に落ちなかったです。最初の段落は必要ないと思います。この本を編集した人は
都市社会学・入門 (有斐閣アルマ) 都市社会学入門も編集しています。この本は主に立教大の先生達が書いています。編集しないで済んだのでしょう。しかしこの本は編集してほしかった。