私が読みたい世界文学
2017年1月14日(金)日経新聞夕刊文化面
文学周遊546 吉田スエ子「嘉間良(かまーら)心中」
ペンギンブックスで2011年日本語の短編小説で紹介された。書評家のマイケルエメリックが村上春樹川上弘美とともに選んだ。
私が読みたいと思っている小説のメモを書く。先生がモデルの。
パリ11大学の教授の処女小説がゴングール賞候補になる。
「こいつわたしのことかいてる!」怒りを込めて全世界にtweet。
パリ市マドレーヌ地区のセックスワーカーアクティビスト達がskypeで女どうして連絡をとってから研究室に押し寄せる。郊外(バンリュー)住まいのyoutuberがパリ3区の書店に火を放つ動画をうPして一躍有名になる。
「ポストモダニストがカスなのではない。サルトルだって。カスなのだ。」Facebookでサウジアラビアの女性活動家と、ワシントン反トランプデモ女性運動家が話し合う。
そんな本が私は読みたい。この世界にすでにある?無くても、同じことを考えている人が世界に5人いる。
灯台へ/サルガッソーの広い海 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 2-1)