前川きよしげ参議院議員の5月28日スピーチ文字おこし

野党統一候補として、この夏の参議院選挙、奈良県選挙区で
挑ませていただくことになりました前川きよしげでございます
奈良市民連合の皆さんを始め、野党統一候補にご尽力いただいた
心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。
ぇとりわけ当然に候補者を擁立するべく、準備をしておられた共産党の皆さん
そして泉さん
重大な、ご決断をいただきました、その重大なご決断に
満腔(まんこう)の敬意を表したいと思います
ありがとうございました

(サゲの部分なので略)

多くの皆さん方の
お思いにおこたえするべく残された40日間
力の限り訴えて参ります
私は
この選挙、三度目の選挙になります
今までで、一番厳しい選挙になるとおもいます
しかし、今までで、一番勝たなければならない、選挙であります (拍手)
なぜ勝たなければならないのか、もちろんですが私個人のためでありません
私はいわば職業として国会議員をつづける そんな気持ちはありません
私は今から12年前、初めて立候補させていただく際に
政治を金もうけの手段にしません、そうお約束をしました、
そして現にこの12年間
企業や労働組合からも政治献金を一円もいただくことなく
あるいは政治資金パーティ、
一度も、開催することなく日常活動を続けて参りましたし
毎年、政治資金の使途は報告を続けさせていただいております。
これからもお約束したいと思います。
なぜこの選挙何としてでも勝たなければいけないのか。
まず第一に私たちの民主主義が、今壊されようとしています。
(ハイライトの動画内容文字おこし参照。なので略)
数の力と戦っていかなければならないと思います。

なぜ集団的自衛権憲法違反なのか、その答えは明らかです
日本を、守るための、戦争ではないからです
もし万が一、日本が外国から、攻撃を受けた場合に、日本を守る、日本人の命・財産を守る
そのためのやむを得ない戦争、仕方のない戦争は、個別的自衛権とよばれています
去年強行採決された集団的自衛権というのは
日本が攻撃を受けていないのに
日本と関係の深い国が、戦争を始めたら、その戦争に参加することです
わかりやすく言えば、アメリカの、戦争の助太刀です
日本を守るための戦争ではないからこそ
歴代自営統制権も集団的自衛権憲法違反、そう述べてきました
レーガン大統領に「日本列島はアメリカの不沈空母だ」そう言い放った仲曾根康弘さんだって
集団的自衛権は、憲法違反だ、行使することはできない、その立場を崩しませんでした
しかし去年、数の力、安倍政権は憲法を踏みにじってしまいました
日本が攻撃を受けていないのに、その戦争に参加する
これは、日本が戦後70年守ってきた
専守防衛の放棄です
日本が、戦争をする国になってしまいます
私は19の時に母親をなくしました
まだ42歳でした
天寿を全うすることができる
これ以上の幸せはありません
しかし戦争は、国民を殺してしまいます、
私たちの幸せを、すべて奪いさってしまいます
今から70年前に、15年続いた戦争が終わりました
この戦争で、日本人だけでも300万人、命を落としました
広島に、長崎に、原子爆弾が落とされて一瞬のうちに、つまりは自分が死んだかどうかもわからないままに
何十万人が亡くなってしまいました
東京も大阪も、全国の主要都市、空襲で焼け野原になっていました
しかしその焼野原には、国民の、幸せな暮らしが拡がっていたはずです 
沖縄では地上戦が行われ、戦争に関係のないはずのオキナッ、戦争に関係のないはずの沖縄県
非戦闘員であるはずの沖縄県
4人に1人が命を落としました
この悲惨な戦争を、二度と繰り返してはならない
70年前、日本人のその願いが、その祈りが、憲法九条になりました

ところが安倍総理、この夏の参議院選挙の争点は、憲法改正だ、憲法九条を変えて
憲法の中に自衛隊を書き込まなければならないと述べています
しかし、戦後70年まさに画定した憲法解釈、日本も独立国である以上当然自衛権を持てる
自衛権を持てる以上、[聞き取れない]
まさに画定した憲法解釈です
自衛隊をほうちすることができる
いま自衛隊をなくせと声高に主張する政党はありません
それにもかかわらず憲法9条を変えて、自衛隊憲法の中に書き込めと言う安倍総理
衣の下の鎧が、はっきりと見て取ることができます
さらに加えて大阪維新
(まとめたハイライトなので略)もはや安倍自民党の別動隊です
(略)
だからこそ私は、なんとしても何としても改憲勢力に
安倍自民党政権に3分の2を与えてはならないと

しかしこの夏の参議院選
(略)
参議院選挙、複数区は結局は与野党議席を分け合うことになります

一人区で勝敗を決めます 
だから皆さん方にも汗を書いていただいて野党統一候補、実現することができました
しかし三年前の(ハイライト略)
さらには、有権者の皆さん方の関心です
私は昨日ならファミリーの前で(略)
それよりも、アベノミクス、三本の矢でもっと豊かになれるかもしれないその漠然とした期待が
安倍内閣、5割もの支持率を
私は決して悲観しているわけではありませんが
しかし、もしもそんなことが
全国に32ある一人区、そのすべてで勝利してしまうだろう
もしもそうなってしまったら憲法九条が変えられてしまい、
私たちのくにの未来の
考えるだけでも恐ろしくあります
しかし私前川きよしげ
浅学菲才でありますが(略)子どもたちを戦場に送らないために
力の限り訴え続けてまいります

未来を守るための選挙
ともに日本を守る、そのことにお力沿いを
私前川きよしげ
ありがとうございました

注:脱字誤字あります。