社会学者上野千鶴子先生の見ている社会

上野千鶴子の教育と介護の本

「サヨナラ、学校化社会」太郎次郎社版2002年

サヨナラ、学校化社会 (ちくま文庫)

P116 4章学校は授業で勝負せよ 

知育限定の「小さな学校でたくさんだ」

 私はいま、「小さな政府」「小さな学校」ということを唱えています。大きな政府など、もういらない。大きな政府を望むのは、政府に信頼をもつ国民だけです。日本政府にだれも信頼などもたないから、こんな政府に巨額な税金を預けるつもりはまったくない。構造改革に、大きな政府という選択肢はもはやない、というのが私の考えです。

小さな政府は華僑印僑ユダヤ人。地縁・血縁がモノをいう。

「老いる準備介護することされること」2008年文庫2005年老いる準備 介護することされること (朝日文庫) 太田出版季刊誌atで「ケアの社会学」を連載していたとあった。

P119~120 第3章「介護保険が社会をかえる」のP119障害者自立支援法にたいするまなざし。文庫になる2008年時にこれはうまくいかない(部分がある)と感じなかったのだろうか?つづくp120,2行目「だが、高齢者はほんとうに貧乏なのだろうか?」と書いている。

 この本でP36~38、バーバラ・マクドナルドの発言は、この本を読んでよかったと思いました。

「おひとりさまの老後」でこんなん金持ちにしか無理やと言われる前からかっ飛ばしてますよ。

 新自由主義とフェミは合いやすい。大嶽著「フェミニストたちの政治史」絶対面白いと私は思っている。図書館で読み継がれて欲しい。

新左翼の遺産―ニューレフトからポストモダンへ

フェミニストたちの政治史: 参政権,リブ,平等法