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一人サフラジェット、上野千鶴子の炎上芸

 上野の炎上芸は筋金入りである。言葉がどこまで届いたか計るため確信犯的に行っている。無視されるくらいなら批判される方がええ。彼女は「自衛隊自閉隊」発言で自閉症児の親から糾弾を受けて謝罪した過去がある。それくらいのことをする上野を普通に批判しても、彼女には被弾っていない。

 マルクスの打ち立てた哲学は、経済・歴史・倫理の三つが三角形の盾であり、そのうちの一つ、例えば経済面を批判しても、倫理的問題と歴史が残る。1つだけの批判では不十分のため、批判者がずれている感じを出す。その考えを最近教えてもらいました。上野千鶴子、鉄壁の防御であることよ。

 テレビで美輪昭宏が「○○は××だから。」と名言を吐いていた。別のチャンネルでマツコ・デラックスが「アンタ、●●だから、××しちゃうのよねぇ。んまぁ。でもわかるわぁ。」と言っていた。美輪が上野でマツコが千加子。テレビのオキャマポジ(美輪もマツコも女装男性同性愛者であっていわゆる「オカマ」ではない)。オカマが嫌いな人は彼らが映っただけでチャンネルを変える。

  最近、上野は小倉に寄せている気がしている。小倉が「結婚の条件」を出した後「結婚帝国 女の岐かれ道」を上野は出す。本の中で結婚できない人達は「自縄自縛だ」との名言を吐いていた。マツコ、いや小倉はこれをしない。「幸福論」の出た後、「女ぎらいニッポンのミソジニ―」の中で「姥革をかぶる」の概念を使ったが、先行の小倉・中村うさぎの方が鋭かった。

  テレビで人気がなくなり売れなくなったら2丁目で店子して細々暮らすと言っているマツコが「日本がこうなっていくのもしかたないわねぇ。」と言う事を、薔薇の花と三島由紀夫の写真を傍らのサイドテーブルにおいて映っている中で、美輪が「平等に貧しく」と発言すると違和感を覚える。それだけの事。この話は終わり。